対人トラブルの現状
対人トラブルの現状
対人トラブルは身近に発生する問題
対人トラブルとしてよくあるものにパワハラ、セクハラ、ストーカーがあります。
そのうちセクハラは近年問題としてよくとりあげられるようになり、2017年にはハリウッドのプロデューサーにセクハラ疑惑があるという報道をきっかけに、女優をはじめ、多くの女性が実は私もセクハラを受けたことがあるとSNSで#Me tooというハッシュタグをつけるという動きが広まったということがありました。
また警察に届いたストーカーの相談数が2018年に発表された統計では5年連続で増加しており、過去にはストーカーから発展した刑事事件なども発生しています。
パワハラはニュースなどにはなりにくいですが、2016年の厚生労働省が企業に対し行った調査では、従業員から相談の多いテーマの第一位がパワハラという結果がでています。
実に多くの人が対人関係のトラブルを抱えているという現状があり、ニュースなどで知る対人トラブルというのはほんの一部にしかすぎません。
解決には自分から相談することが必要
こうしたセクハラ、パワハラ、ストーカーなどは、自分が受けていてもそれらに該当するとは気が付いていないケースもあります。パワハラであげた2016年の厚生労働省の調査では、従業員の相談窓口を設置したりなどなんらかの予防や解決を実施しているのは約半数ほどと、日本では対人トラブルに対しての対応が充分とはいえない現状があります。
対人トラブルの対応方法をみてみます。
・事実確認をとる
・被害者の保護
・トラブルを起こした人に対しての処罰
・再度発生しないような対策をとる
このようなことが必要で、ひとりでは解決できる問題ではありません。
しかし対人トラブルは外からは気が付きにくく、被害を受けている人が声をあげないという性質を持っています。場合によっては本来相談するべき人から問題を受けているというケースもあるでしょう。その場合には第三者などの外部に相談をすることが必要となります。
対人トラブルは我慢をせずに自分から外に相談をしないと、なかなか解決することができない問題なのです。
これらのお悩みや問題は、その道のプロにご相談されてはいかがでしょうか。
一般社団法人【相談の窓口】では、カウンセリングを通じて相談者にとってよりよい状況となるよう問題解決方法の提案も行っております。お問い合わせはこちらをご確認ください。
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